すこしまえの話。
NPO「にほんご豊岡あいうえお」さんから「カニ鍋食べに来ませんか〜〜?」と
ステキなお誘い。なにやら村岡で研究をしている
大学の先生方が来ているという情報も。。。
おもしろそう!
ひょっこり行ってみると、京都女子大、岡山の大学、
そして東京農工大の先生がいらっしゃり
みなさん社会学部の先生で、村岡の秘境「山田」に
神戸の大学院生の頃から通われているそうだ。
ええーー!!すっごい!!
興味あるーーーーー!!!
「何してるんですか?」との質問に
ハッキリした答えではなく、ワタシの
解釈によると、農村や集落での暮らしや
行事とかアレコレ、住んでいる人から
話しを聞いてまわってる研究らしい。
・・・社会学って・・・
もちろん先生方だから論文や文献に
されてると思うけれど、話しを聞いて
ではこうしよう!とか
そんな事じゃないらしい。
ふーん、不思議。
おもしろかったのが、最初集落を選ぶのに、
「ハッキリ言って何処でもヨカッタ」
って・・長須の可能性もあったそう。
最終的に柤岡か山田どちらか、
谷間を入っていく山田の方が秘境っぽい
感じで、山田になったそうだ。
こんな話しを聞いていて、思い当たる本がある。
谷垣桂蔵さんの「兵庫県の秘境」という本。
これはお隣、養父のお話だけど、まず
「氷ノ山」と呼ばれている山はそもそも違う名前で、
氷ノ山はその隣の山だった・・・と言う始まり。
時々読み進めていて、まだ全部は読めてないけど、
オモシロイ!!
民話もたくさん載っているけど、
昔から継承されてる暮らしや身近なことが
たくさん小話として載っているし、
特にビックリしたのは「夜這い」の仕方!!
内容は・・・書けませんが、ホンマか!?
と思うくらいの事実に衝撃を受けた・・・
昔の人はすごいなぁ。
きっと山田にもそんなオモシロ話
いっぱい詰まってるだろうし、長須がある
射添地区にもたくさんあるんだろうな。
紙漉や冬、酒蔵に出稼ぎに行ってた時の
話とかいろいろ聞いてみたい。
そんなカニ鍋会後、事務所でお休みさせて
いただいて、翌朝は神鍋を越えて村岡へ。
雪が降りしきる。不思議な感覚。きっと小さい頃何度かファミリーで
来たことがある神鍋。
こんな雪深い世界に、まず自分がいて運転してる
ことも不思議だし、通勤とはちょっと違うけど、
遊びに行く訳でなく、仕事しにそこを
ただ通り過ぎていることがすごく不思議だった。
お昼から楽しみにしていた、村岡高校1年生の
クラス、鳥取大学の小泉先生の授業があった。
小泉先生とは初対面だったけど、
鳥取大卒業生の真央くんは何かと縁があり、
小泉先生オモシロイ!って教えていてくれていた。
何だか大学の先生って不思議ー!
前日の社会学部の先生たちもそうだけど、
なんか「熱く」ない。情熱がないって言うのとも違うんだけど、
サラッとしてるというか・・・。
でもお話が上手で、へぇーーっとすぐ
感心してしまう。動いてる、生きてる本みたい。
この日の授業は1年間、1年生が「リマップ」
という内容で、村岡商店街周辺を中心に
グループに分かれてそれぞれ気になったことを
取り上げて「地図」を作る、作り直す作業をし、
その発表会が行われた。
!!ワタシはただただビックリ!!
え??一年生って16歳くらいでしょ?
こんなポワーポイントとか使いこなして、
しかも一つ一つ、かなり詳しく調べられてる。
普通にオモシロイ!またまた、へぇーーーーの連続。
学生、やるなぁー。
また26年度4月から、一緒にこのクラスに
混ぜてもらって、小泉先生とも話し合いながら
紙漉も組み込んでいく。
なんか楽しいことできそう。
自分たちで漉いて紙で品を作って、
村岡商店街の空いてるお店で販売してみたり。
学生さんたちに先生になってもらって
紙漉体験会もいいなぁー☆
社会学ってくくりがまだよくわからんけれど、
ともかく「地域づくり」と近くにあるっぽい。ワタシももっと村岡のこと知りたい!
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