2013/08/29

阿波手漉き和紙研修・その7

 お昼の休息の間に、館内の展示室へ。
阿波和紙などの貴重な資料が見られる。
スタッフの方が説明して下さった。

 昔の(?江戸くらいかな?)印刷屋さんの広告。

 フランス語の本。

 ベスト。紙です!

 こちらはもう、全く「紙」てわかりません!
紙を裂いてこよりにして、織っていった布。
「紙布しふ」。これはタテヨコ紙で織った「諸紙布」
めちゃ軽くてやわらかい。
「紙から布」って、つながるなぁ。
すごく興味ある、追求したい!

 こちらも由緒ある布団カバー。
たしか阿波和紙を繋いできた藤森家の家紋。
会館の理事長さんち。

 漆を塗ればこんなに軽くて丈夫な
ハコになっちゃう!!
紙すごい!繊維すごい!
しかもデザインも凝ってて、
ちゃんとこの国の土地の風土にあった
素材で、作り方で、使い方で。
プラスチックなんていらんヤン!
・・便利だけど・・
ともかく、何でも大事に使いたい。
紙漉して改めて思う。紙の重さ。


・・・諸紙布、調べてみた。
貴重なのはわかるけれど、一反が
176万円・・・なんのための「布」なのか?
一部の金持ちだけの嗜好品??
本当は自分でも「すごい!」と思う部分と、
でも、お金に換算してしまう今の世の中が
すごく悔しい。
フェルメールの絵もそうだ。
一枚の絵の何十億とお金が動くのに、
難民が苦しんでる。あ、脱線。

2 件のコメント:

  1. 和紙って奥深いですね!感心しました!!!

    返信削除
    返信
    1. 紙を知れば知るほど、特に和紙は、
      自然の力を、最小限で最大に活かしてる
      すごい魔法のような塊で、ビックリします。
      本当にこれからふたたび伸びていける
      可能性が大きいと感じています!

      削除