2014/05/17

高校生と手漉きハガキワークショップ

 お天気の良い4月。
昨年度中にできなかった高校生との
手漉き紙を使ってのワークショップ授業。
去年12月に無理矢理?紙漉体験をして
どうにかできあがった手漉き紙を活かしたい、
と、その後アレコレ考えつつ。

村岡高校では地域創造類型という、地域に
根ざした活動などに取り組む特殊な科がある。
その昨年度1年生だった10名のクラスに
彼らが卒業するまで、紙漉と関わっていく
ことが盛り込まれた。
地域創造類型では各学年ごとに担当の鳥取大の
先生がいらして、三年間持ち上がっていく。
なので、ワタシは担当の小泉先生と相談して
どのように「紙漉」を授業として取り込んでいくか、
方向を相談させていただいた。

ワタシがいま思っていることは
「紙漉」自体を目指すのではなく、
漉いた紙をどのように「使うか」を
高校生と一緒に考えたいと思っている。

というのは、石川県輪島「まるやま組」
萩のさんの話にピンときたからだ。
<いいとこ・おもしろいとこ>発見をして
それをデザインに落とし込む・・・
それと手漉き紙を合わせて、手始めに
「ポストカード」を作ってみることに。

テーマは「リマップで見つけたもの」。
学生が去年1年間、村岡商店街を中心に街を
歩いたりしながら、いろんな発見をして、
詳しく調べたりして「マップを作り直す」
課題に取り組んでいた。
その発表会にも参加させてもらって、
思った以上におもしろくて、ゼヒそれを
活かしたいと思っていた。
・・・が、ゆってみたモノの・・・
かなりレベル高い。
しかもワークショップは45分しかなく、
かなり無理がある。
さらにワタシとしてはどうしても
カードをポストに投函して、他の人にも
見てほしかった。
なので、学生にはデザインと手紙を書く
相手・内容もしっかり考えてくるという
宿題を出していた。

案の定、難しすぎた・・
ただお天気がすごく良かったので、
教室の外でやりたい!!というワガママを
聞いていただいた。

サンサンとお日さま降り注ぐ中、
今回も無理矢理、急かせまくって
どうにかこうにか完了させた。
ちゃんと52円切手も用意して、
選んでもらって、張るところまでキッチリと。

何だかんだで楽しんでもらえたのかな??


 学生らしからぬ人物・・
まぁ、真央くんも四捨五入?したら
高校生側と言うことで。。



 みなさんのお手紙は責任もって投函した。

ワークショップの後、安田くん真央くんと
三人で反省会?。
「高校生に何を伝えたいのか?」
最終的にはソコなんだけど。

タノシイやオモシロイを感じてほしい。
自分の漉いた紙や地元・身近にあるもので
何か一つの使えるモノが作れたり、またそれが
人に喜んでもらえたり、認められると
タノシイオモシロイに繋がるのかな、と
ワタシは思ってる。

だからデザインをして「商品化」を
意識してほしいな、と考えてる。

紙にデザインをのせる。
その表現方法は山ほどあって、手描きも
染めも、ちぎり絵も、パソコンからプリント、
立体にする事もできる。
ワークショップではその方法を
いろいろと試してみればいいんじゃない?
という方向もでた。
これからいろんな方法を試さないと。
グループに分かれてそれぞれ一つのデザインを
考えてみるのも良さそう。

今回はミエコさんからいただいた、貴重な
押し花とちぎり絵を組み合わせて仕上げてもらった。
次回は全く雰囲気を変えて、パソコンを使って
写真をアレンジしてハガキを作りたい。
あぁーーー難しい・・!!

高校生って何考えてるんだろう??



 そういや、このワークショップの前に
小泉先生の今年度第1回目の授業にも参加。
先生も「高校生の考えてることはよくわからない」
(身近にいなくて・・)とゆってたし、
授業の内容かなりハイレベル!!
ワタシはかなり面白かったけど・・
高校生、ついてきてるんかなぁ〜
何はともあれ、自分がオモシロがろ〜

0 件のコメント:

コメントを投稿