朝っぱらから「総務省」の視察団10名ほどが
長須に訪れて、しっかり助成金が活かされているか
確認?しにくるって。それもそれだけど、
どちらかと言えばその後午後からの、
村岡高校生タネ植え体験実習授業の方が、
準備やらでテンヤワンヤしてたんだけど・・
朝、町長はじめ、役場の課長さんも勢揃い。
そんなにすごい視察団が来るの〜??と少々たじろぐ。
結構軽く考えていたけど、後々すごいお偉いさん
集団だったようで…、よく長須にきてくれたなぁ〜
と関心。
みなさんが総務省というわけでなく、ほかは
いろんな大学の教授など。
そのうちのお一人、早稲田の宮口さん
と言う先生は有名な方らしく(団の座長をおつとめ)
「紙漉」の話で手厳しい事を言われてしまった。
技術の向上だ。
それは紙漉を勉強し始めて、ずっと頭を悩ませてる。
いったい「どんな紙が漉きたいのか?」だ。
宮口先生は「大きい紙(障子紙)をやっぱり
漉けるようにならないと。」
「一年くらい専念して修業すればそれなりにできる。」
などなど・・。
ワタシはワタシでそんな偉い先生だと
知らなかったので、結構口答え。
もちろん、技術が浅いのも事実なのだけど、
この一年はドコをめざすか、どんな紙なら
長須で続けられるのか。
大きい紙だけが「和紙」ではない。
実際、龍神村で出逢った紙漉さんは
昔のルーツについて教えてくれて、ワタシには
それがすごく心強かった。
さらには、紙漉自体がツールの一つでしかなく
大事なことは「つながり」だと思って
この一年はアレもコレも首をつっこんで
走り回ってきたから。
長須のみなさんにも心配されないように、
しっかり繋がりを持とうと、それなりに
がんばった。(うん?がんばらなくても
みんなの方ががんばってくれたんだけど)
それを理由に「技術」を疎かにした・・
って言い訳だよね。うん。
区長さんも鳥取大学の作野先生も
ちゃんと諭してくれた。
言い方は悪いけど?「しっかりがんばれ」と
エールを送ってくれているのだと。
だからワタシもそれは感じた。
本当に偉い人はただ上からモノゆってる
だけじゃない。
みなさん、長須に来て下さって
ありがとうございました。
しっかり技術を磨くことを宮口先生にも
約束した。
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