2013/06/07

勝手に!お宮さんをきれいにするプロジェクト

お宮さんで発見!お掃除道具。
コレいい〜、我が家にもほしい。

これをきっかけにお宮さんの掃除を
毎日少しずつすることにした。
お家の庭の草刈りもしつつ、
やっぱりお宮さんはきれいな方が良い。
「きれい」とはピカピカにする、と言う事でなくて
人の手を入れる、古い物を大事にすること。

前の私なら、雑草もわさわさ生えていて
緑が豊富で野性味あふれる感じも好きだったけど、
淡河でPCKのケンさんたちに教えてもらいながら、
田植えをしたり草刈りをした体験や、
茅葺き職人の育弥さんに教えてもらった
「カワラナデシコ」の話しを聞いた事で
人の手を入れる美しさや守られる物がある、
と感じるようになった。

さらに、掃除しながら私は祈っている。
「祈りの時間」
宗教とかそう言う事でなく、家族のこと、
友達のこと、神戸のこと、三重のこと、
東北のこと、長須のこと、
世界中の争いや飢え・貧困のこと、
自然のこと、あらゆることに思いを馳せて
祈る時間。
神戸からひょっこりやってきて、
集落サポーターだなんて、本当は
私がサポートされていて、自分が
出来ることは、うわべだけの事かも知れない、
小さな村で限られた人間で長く暮らせば、
いろんな思いも出てくる、私は今
住んでいるみんなが少しでもトゲが無くなって
どの人も穏やかに暮らせるようになればいいと、
祈るしかない。
せめて掃除くらいして、みなさんにお返しせねば。

もう一つ、お宮さんにある
旧公民館を改装して「紙漉場」へするために、
これからアレコレ人が来る。
だからきれいにしておきたい。
人が集まる場所にするために、
人の手を入れておきたい。
お宮さんはそう言う場所であって良いと思う。
みんなが集まる場所があって、
そこを「掃除する」ことや「お祭り」を
することで、「よみがえりのレシピ」で見えた
地域のサイクルができるんじゃないか、
と直感してる。
どこまでできるかな。

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