2013/06/24

紙漉はじめました・1

 長須にきて一番チャレンジしたかった「紙漉」!
公民館をリフォームする「紙漉場」が
できるまでの練習や、今後展開する
「移動かみすき体験」の準備も兼ねて、
やっとはじまりはじまり☆

①まず「ケタ(枠)」20cm╳15cm 
およそハガキ2枚分
手元にあった木で作ったのでイビツですが、
結構よくできたケタになった。
「まき簾」はこれも手元にあった
スダレをカット。




 ②つぎに「ネリ(のり)」
紙漉バイブルに「オクラでもモロヘイヤでも代用
できる」とのことだったので、ひとまず普通に購入。
半分の5本をバットに入れて、ラップをまいた
金槌でトントコトン。
繊維をつぶす感じで、結構楽しい〜。
すっごいトロットロー、1Lの水を加えて混ぜ、
ザルで濾してできあがり!
ザルに残った潰れたオクラはまだまだ使えそうなので
ラップして冷蔵庫へ。






③「パルプ」普段ため込んでいた牛乳パック。
あらかじめ半日ほど水に浸して、
内側外側のラミネートを剥ぐ。
メーカーによって中のパルプが違うみたい。
それを親指大程度にちぎってお湯に浸ける。
☆ミキサー登場☆
6分目まで水、ちぎったパルプを入れて、
ゴーゴーミキサー!
本では3分ほどと書いてあったが、
2分弱くらいでも大丈夫そうだった。
ザルに空けるとフワフワのおいしそうな・・
せっせとおむすびにしてみたり・・
ギューとしぼるとこんな感じ。
これで1パック分。50g程度。



これを大きな水槽に水15L+ネリ500ml
+2パック分のパルプ
を入れてよく混ぜる。これで準備万端!

 第1枚目「溜め漉き」状態。
これは水にパルプを混ぜて一回だけすくう漉き方。
ワタシが目指すのは「流し漉き」
これはケタを4回5回と何度も水に浮かんでいる
パルプをすくって、好みの厚さを作る方法。
何だけど、1日目は最初にすくったパルプが、
2度目水槽にケタを入れると浮いてしまって、
できなかった・・・。

 途中、簾の紐を減らしてみた。
 溜め漉き状態で、3枚漉いてみた。
左から1枚目、2枚目、3枚目。


簾の形がそのまま透かし彫りみたいに
模様になっている。
どうにかこうにかできた==という感じ。
やっぱり、もっと細かい簾がいるなぁ〜。

初めてチャレンジしてみて、
・意外に漉いた後の紙は水分たっぷり。
 布やらドライヤー・アイロンなどなど使っても
 なかなか乾かない。
>> 圧搾道具が必要。作る!

・と言うわけで、簾から紙を外すのが難しい。
 紙の大きさに対して、やはり目が粗いのが問題。
>> いろんな素材でやってみる。

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