2019/09/30

村岡ダブルフルマラソン2020【賞状紙漉ワークショップ】企画


昨日、無事に開催された「村岡ダブルフルウルトラランニング」。
毎年、制作している賞状づくりを見直して、変化を起こす。
誰にとってどんな事が必要なんだろう。

今各地(沖縄、福島、愛知など)で起きている「大事な事柄」に比べれば、取るに足らない事。
小さなところでつまづく。
ワタシにとっては「壁」だ。
誰にとってどんな事が必要か?
小さい壁も積み重ねて、そしてアチコチで積まれていくと、大事な事柄につながって行く。

ともかく実行。
詳細が決まり次第、またお知らせアップします!
■賞状紙漉ワークショップ案内
https://kaa-mii.wixsite.com/kamidokoro/muraokahs








5 件のコメント:

  1. 本多さん、頑張っていますね。

    以前、森の健康診断で、村岡高校生と一緒に山に入っていた維田です。
    FBで米田聡美さんが、このワークショップのチラシをシェアしていたのを見て、ここにたどり着きました。
     手書きの文章、久しぶりに見るので、ついつい読んでしまいました。
     課題、問題を考えること、大切ですよね。
     漫然と、たまたま回ってきた仕事をただこなすのではなく、何のためにやるのか?それが腑に落ちないと、やっている意味を感じないですもんね。
     村高生のミクさんが言った、「高校生が、紙すきをするのは、売るためではなく、体験を共有する。(結構端折っていますが)」というのは、私たちの体験授業の成果物を売り物にするために作ったものではない。ということですか?
     過去の紙すきの技術の伝承であったり、地域の特産品としての位置づけであるとか、高校生だからこそ、将来、長須の特産品を守り、売り出していこうという夢が持てなかったのでしょうか?
     今体験しているということの価値だけで、この体験がこの地域の将来にどういう意味を持っているのか?というようなことを考え、共有できると良いのかな。と思います。
     たとえば、但馬農高やその他の高校でも、クッキーやパウンドケーキを作って学祭などで販売していますよね。
    これは、多分、そんな深く考えてなく、クッキーはお店でも売っているのだから、売り物として出しても違和感がないのでしょう。それに、彼女たちが、将来この経験を活かしてパティシエになろうと思う子もあるかも知れません。
     しかし、ミクさんは、紙すきをしたから、商売になるというイメージがないから、今、みんなと一緒に体験している作品だから、それを売り物にしてほしくない。と思ったのではないでしょうか?
     もし、クッキーをみんなで一緒に作って、それを売ろう。と言った時にも同じ言葉が返ってくるのでしょうか?
     紙すきを若い人たちに経験してもらって、それが将来どうなるのかという、彼女たちのビジョンが出来ているのか?が、問題?逆に課題としては、ビジョンを持てるようにするのは、どうすれば良いのか?
     本多さんも、村高ブランドが、今本物でないから、抵抗を持っているのだと思いますが、村高生が、紙すき体験を通じて伝承された技術を誇りに思い、地域の特産物として売り出すことで、地域の活性化を図るんだ!という目標が持てると良いですね。
     となると、そもそも、高校生は、地域の活性化が必要と思っているかどうか?から、みんなで考え、将来の村岡に何が必要で、何をすれば良いのか?その中に、紙すきを位置づけられるか?
    というところでしょうか?
     手書きの長文は、読みたくなるけれど、活字だとつまらないかも知れませんね。
     長文になりましたが、手書きの文章を読んでの感想でした。
     また、ご意見がありましたら、お寄せください。

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  2. 関係人口を増やすことに触れるのを忘れていました。
    高校生のテーマは、関係人口を増やす。なんですね。
    高校生にも、自分たちが漉いた紙の賞状をランナーに渡すことで関係人口が増えるか?本多さんと同じで、腑に落ちていないのではないでしょうか?
     高校生の意見はどうですか?
     先の書き込みで、地域の活性化と書きましたが、関係人口が増えるということが活性化につながるのか?
     関係人口という言葉は、私、今年度に入ってから初めて聞きました。
    今、はやりの言葉なんですかね?以前は交流人口でしたよね。
     交流人口は、地域側の人も迎え入れなければならないという負担を負うのだと思います。一方、関係人口というのは、来る人がその地域を好きになって、勝手にやって来る人たちで、その地域で、自分も何か役立とうと思う人たち。と私は解釈しています。
     だから、上から目線とかではなく、この地域に行きたいと思える魅力ができるかです。
     あえて、人を呼び込もうとかではなく、なぜか、ここに都会から人が寄って来るなあ。移住してくるなあ。みたいな・・・・
     寄って来る人たちは、その地域でやっていることに参加したい、お手伝いしたいと思ってくれる人たちです。
     交流人と同じだと思いますが、やって来る人が、主体です。
     だから地域の人たちは、来る人のために何かをするのではなく、自分たちが幸せでやりがいのある活動をしていれば良いので、それに魅せられてくる人たちが関係人です。
     と、皆さんが共通認識をしておかないと、何をするにも歯車が合いません。高校生の皆さんは、どう考えているのでしょうね。
     本多さんが、気にされているように、地元で漉いた表彰状をもらって関係人口が増えるのかしら?
     でも、その賞状の上の良さに魅かれる人があれば、興味を持って、自分も漉いてみたいと思う人が、長須に訪ねてくることがあれば、そして、そこで人手がないことや大変なことを知って、お手伝いするよ。と言ってくれる人ができれば、関係人、ゲットです。
     そんな感じで、取り組んでいかれたら、如何でしょうか?

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  3. もう一度読みながら、思い付いたこと。
    賞状のほとんどが、高校生が関わって作っていないのに、村岡高校ブランドという、偽物への抵抗感。
    高校生全員が関わらなくても、村岡高校紙漉クラブ、同好会、というものは結成できないのでしょうか?
    ミクさんにとって、紙漉きとは、友達と体験することに価値を見出しているだけで、たまたま紙漉だった。ということだと思うのです。無理してしたくない子も一緒にする必要はなく、やりたいという子(先にも書きましたが、やる目的をしっかり理解している子)が、中心となって、賞状に必要な枚数、それ以上に、その神の用途に応じた商品開発など、要するに、家庭科クラブでクッキーを作る感覚で、高校生が中心になって取り組める仕組みを作れないでしょうか?そうすれば、村高ブランドで良いではないですか。
     そして、その活動がメディアに取り上げられたり、長須紙の魅力をもっともっと上げていけば、それに関わりたくなる高校生も増えるし、外部からも魅力を感じて、見に来てくれたり、楮の植林から手入れ、収穫、なめしたりの様々な作業への協力者も出来てくるかもしれません。
     それで、関係人も増える。
     高校生が、関係人口を増やすテーマをもっているのであれば、そんなストーリーで、如何でしょうか?

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  4. すみません。
    好きなことをいっぱい書いてから、チラシの文章を読んで、少し自分の想像していた認識が間違っていることに気づきました。
    高校生は、4名の紙漉班でやっているのですね。そして、その4名の中のミクさんは、この4人が一緒に体験を共有しているだけの取組。売ることは考えていない。という感じでしょうか?

    この班の目標が、関係人口を増やす。ということになっているのでしょうか?
     この4人と、先に書いたような内容について話し合って見られたら良いのではないでょうか?
     この4人が紙漉同好会の発起者になるくらいに紙漉きをしている意味を理解してもらうことはできないのかな?

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    1. 維田さま、コメントありがとうございます。
      気がつくのがすっかり遅くなり、申し訳ありません。
      滅多にコメントくれる方もなく、また10月始めから慌ただしくしていました。

      読みづらく、内容もまとまっておらず、自分にとってのメモ書きのようなブログですが、読んでくださり、コメントまでくださって、とても嬉しいです。

      この返信の場で、うまくお答えできないかもしれませんが、少しだけ。

      「商品を売るのではなく、体験を」
      というのは、私の想いでもあります。
      そもそも個人的な思いですが、今の経済・資本主義のあり方に疑問を持っています。自分でもよく矛盾するんですが、お金とは何なのかをずーーっと考えています。
      結局、体験を売ってお金にしているので、まだ私としてはその答えを出せていません。
      極端な自給自足主義ではないですが、お金というサイクルから一部外れた暮らし・ものづくりをするために、かつての村の人々の暮らし方・知恵・技術が大変貴重なものであると考え、その地域にある資源を使う、ということを目標にしています。(紙漉きに限らず)
      それが世界の裏までつながっている、人の搾取・自然破壊につながっているからです。

      以上が私の主な考えなのですが、高校生やコドモたちに何を伝えられるのか、伝えたいのか、というのも日々悩んでいます。
      私がココに住む理由、というのは直ぐ側に「材料」があって、曲がりなりにもそれを利用して道具・モノを作れるからです。
      こういう生き方もあるということを知ったり、体験できれば、世の中に振り回されず、もし都会に出て迷った時に、小さなヒントになるかもしれないと思っています。

      「関係人口」って流行りみたいですね。
      現実的にこの地域の人口も減少し、高校自体の継続も様々な形で取り組まれています。
      地域(行政)としても一人でも多く移住者を増やしたい、ということなんでしょうけれど、本当に移住者の立場に立って、この地域に移住したほうが良いからそれを勧めているのでしょうか?
      私には今のやり方に疑問があります。
      地域の魅力についてはいろんなギャップを感じます。

      ですが、ここにある材料でモノを作って売ったり、それを利用して関係人口を増やそうしたりすることも、それは人それぞれでいいと思う面もあります。
      学生さんやコドモたちがそれに「取り組みたい」という望みを持てば、ドンドン応援したいと思っています。

      アレコレ話がつきません。
      またどこかでお会いすることがあれば、お話したいです!

      よければまたコメントくださいませ。

      本多秋香

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