2013/09/16

阿波手漉き和紙研修・その9

自分で漉いてみる。
生まれて初めて、簀桁を持って
楮をすくって、揺すってみる。

うまく行かない。
重たい、はじめからうまくいく訳ないと
わかってるけど、先生のようにリズム良く
力抜いて揺すれない・・

結局、途中でわかったのは桁を支える
「バネ」がすごく弱くて、伸びてしまっていたから
なんだけど・・・
それもはじめはわからなかった。

バネを調節してもらい、言われてる意味が
だんだんわかってきた。
初水、次の調子。
まずは桁を水平に保つ事を意識して、
両手は桁の持ち手をホンの少し支えるだけ。
自然と手の一も手前になってくる。
水平を意識して揺する。
特に初めの方は直ぐに水が切れるので
素早く、塵ゴミが沈まないよう、素早く。
早めに水を切って、次の調子へ。

わかってくるとおもしろい。
でも、このリズムがわかってきたのって、
翌日の午後、最終くらいになってから。

初めて自分で漉いたこの日の研修は、
昼から始めて夕方までで、夜の講習はお休み。
阿波踊り最終日と言う事もあり、
みな5時頃に作業を終えて、電車に乗り
出かけていった。
私は数年前に見に来た事があったし、
「漉き」のリズムが少しわかりかけていて
一人居残り、モクモクと漉き続けた。

一人で広い作業場で静かに紙を思って
いや、何も考えてなかったかも、
とにかくすごく「いい時間」だった。
あの、夢中になって集中してる時の気分、
あれが良い。
あの気分、すごく久しぶりだった。
純粋にモノヅクリしてた。

これをもっと味わい。
何となく紙漉をやっていきたいと
思い始めた瞬間だと思う。










職人さんが作っているのは
時計の盤、厚くて丸い。
ピザ生地のように美味しそうに並ぶ。


この日も暑かった。徳島を貫く吉野川。
さぁ、あと二日。ガンバロウ!

2013/09/14

インターンがきた!その1・丸味へ

奈良女子大と明石工専から女の子が2名、
我が社「人・まち・住まい研究所」へ2週間
インターンとしてやってきた!
内容は11日間、長須で田舎生活を過ごす事。

前日までのぐずついたお天気もピカピカ晴れ、
9月9日(月)初日はまず、丸味へ。
公民館の改修工事打合せ。設計もでき、
後は工務店さんを決めて、間もなく施工!
そんなこんなで森脇区長さんの一声、
「大根種まきしていくかぁ〜!」
早速、田舎体験です。




 結構、広大?な畑。しかも、イメージ
おおらかに歩きながら蒔いていくのを
想像してたんだけど・・・・
かがんで二粒ずつ、薬をかけ、
土を崩して軽く埋めてあげる、というのを
4人で手分けしてモクモクと進めていった。
かなり過酷です・・ いきなりくじけそう。

いやいや、おいしい大根になるために
がんばった!!
丸味の大根(にかぎらず)美味しいと聞いているし
みんなまた収穫に来たい!って。


 種まきがんばった後は、森脇さんの
おじいちゃんおばあちゃんお野菜たち収穫に!
とにかく、くださる量も半端ない==!!
ナス、ピーマン、ピーマンの葉っぱ、
おネギ、巨大スイカ丸ごと・・・てんこ盛り!

しかも本当にどれも美味しい。
丸味は何てったって「但馬牛」!
堆肥の質がいい。さらに、おじいちゃんたちの
愛情もたっぷりだし☆
みなさん、ありがとう==☆




上の2階建てくらいありそうな稲木は
おじいちゃんおばあちゃんで10日程かけて
干したそう。見晴らしの良い、道沿いに
突如現れる高層稲木群、南国を思わせる。
不思議な光景。うつくしいところ。
来ただけで、見るだけで、来た甲斐があると思える場所。

丸味、見てほしいな。
何か交流会企画できないかな。

2013/09/11

初!小代に潜入=!

 話はアレコレ聞いていた「小代おじろ」。
同じ香美町で村岡区のおとなりの区。
小さい頃、おじろんへスキーに来たので
「初」でもないのだけど、あまり憶えていない…

そんなこんなで、香美町の若者コンの松岡さんに
誘っていただいた「小代国際ワークキャンプ」へ。
神戸・夙川学院大学の学生が他の大学生、
海外からの学生さんを連れて、2週間
小代に自炊しながら寝泊まりし、さまざまな体験を
するというイベントだ。この日は「バーベキュー」☆

お天気が怪しい中、ドンドコ山奥へ。
山の谷間に開かれた棚田がきれいなボーダーで
デザインのよう。

 ここは「武勇田ぶゆうでん」と言う、
村の消防団員のお兄ちゃんたちが集まる小屋。
自作でめちゃいい感じ=☆
6畳くらいの広さで囲炉裏を囲む。
まずはチョロッと観光。山の上へ上がる。

 武勇田さんたちは休耕田となってしまった田んぼに
景観維持も兼ねて、自分たちでお米を植えている。
このステキな棚田も、人の手が入ってこそ、
どの面もお米が育っているから、美しい。

 わ〜〜〜パノラマ☆あいにくの曇り空だけど、
雲がかかる山も幻想的でいい。
小代は大きな谷を挟んで両側斜面に、
村々がある。地図で見ていては想像できない
素晴らしい風景。
あっちの山の上の方にも集落があるそうだ。


もうしばらく山奥へ入っていくとある
秘境の地といった趣の「吉滝」がある。
道は整備され遊歩道があるが、山深い
といった様子で、たっぷり緑を空気を浴びる。










 巨大な岩の上からシュッと一筋の滝。
岩は上が張り出した形をしていて、くぼみには
お宮さんが立っている。滝の向こうに見える。

そして、滝の裏側も見る事ができる。
なんだかもう不思議な世界、というか
自然の不思議に驚く、偉大すぎて。
巨大な岩や山深さから「熊野」を思い出す。

 山を下りてきて、いよいよバーベキュー準備開始!!
程なく「メイン」?登場==!!
小代観光協会・会長の毛戸さんが持ってきて
くださったのは・・・まぶしい「但馬ギュー」☆
再びすぐに再会できるとは思ってなかったよ=
村岡でもそうなんだけど、小代の人の
太っ腹さにビックリする!! はぁ〜すごい〜

 連れてきてくださった松岡さんの
腰エプロン!ええ感じ!似合ってます!

 学生さんたちも集まり、賑やかになってきた=
今回は関東からやロシア、ウクライナ、ベルギーから
来られ、ほんと国際的!!

 地元のこどもたちも一緒に♪

 もう、お肉ったら…ありがとう
言葉はいらないね〜☆

 
 松岡さんが持ってきてくださった
香住のお魚たち、お酒によく合います!

 松岡さんたち商工会青年部でがんばってる
「干しきすスティック」通称「S.K.S」。
よく考えてみて、何でS.K.Sなのか・・・?
と思っていたら、結構奥深い。

連れてきてくださった松岡さん、
会を開いてくださった武勇田のみなさん、
学生のみなさん、ありがとう===☆
小代、すばらしぃ=
学生さんがいる間に、インターン生連れて
またいきたいなぁ〜☆


2013/09/09

すっきり大掃除!!!

 あまり恐ろしくて?近寄らなかった二階の部屋たち。
先日もカエデちゃんと掃除機をかけ、電気を確認し
カーテンを洗い、大掃除。

と言うのも、インターンとして女学生?2名が
我が家に10日ほどやってくるのだ!
一回掃除しただけではなかなかキレイにならず・・
一人でバタバタ大掃除をもう一度!

さわやか〜な風が流れて、ステキな和室になりました!
ついでに一階も整理したよ☆
みなさん、我が家に来るなら今ですよ〜
キレイな内にどうぞ☆ ストーブもあるし!


ちょっと風景ずいぶんご馳走

 あ!お地蔵さんがしゃれてる!ステキ☆


 種用ゴーヤかな?デカイ!

とにかくいちいちしゃれてる!
正方形に小窓を開けてるなんて、、、
気が利いてる。いいなぁ〜




もう、言葉もない・・・
良い景色見ておいしい物食べて、
毎日ありがとう。