2015/05/17

会議と講演



今年度はなんの因縁か、地方創生に
関する県の会議と町の会議の委員になり、
さらに6月は3つの講演がある。
頭が回転しないなぁ・・・

まず町では4つの項目に関して
それぞれチームが組まれていて、
それプラス若い職員を対象とした
5つ目のチームに地域おこし協力隊員も
参加させてもらっている。
(4つの項目・柱など詳しくはまた後日)
すでに2回集まっているけれど、
人数も6名ほど(本当はもう少し多い)で
自ら希望して参加している職員さんたち
ということもあって、意見も積極的に出るし
話もおもしろいし、なんかいい。

若者コンとは似てるようで違う。
何が違うんかな、みんな役場の人ということ
もあって、しっかり意見を持ってる感じ。
先日はチーム「そこぢから」と名前も決まり、
すでに面白そうな「案」がいくつか飛び出た。
こんな風に出た案を実際に実行するために
どんな風に、またどんな予算が必要かなど、
具体的に詰めていき、いくつかの「案」として
企画課または他の4チームに提案される。
なかなか楽しみな会。
こんなオモシロイ職員さんたちなら
今後の役場ももっとよくなるんだろうな。

そしてお次は兵庫県地域創生戦略会議
地域活力向上ワーキングチームの
第1回目の会議が昨日行われた。

委員は10名、大学の先生をはじめ
地域事業に関わる企業代表など、
そうそうたるメンバーで、
ひとりワタシ場違いな感じ…
大丈夫か?? と不安になりながらも
どうにか会議終了。

県の会議なので県職員さんもゾロゾロ。
名刺が山ほど、もう誰が誰かわからない。
町と同じく、県でもいくつかのチームがあって
職員さんいわく「このチームが一番オモシロイ」
とのこと。たしかに、空気は和んでいた。

みなさんその道の専門家だったりで、
こんな会議はよく出られているし、
行政にたいしてもビシッと意見される。
昨日一番「そうだな」と思った意見は
「もう新しいものは作らないで」
そうだ、新しいものを作るためにお金を
使うんじゃなく、あるものを上手に
利用することは必然だと思う。

話し合いでもでていたけど、県の職員さん
だけでなく、町の職員さんも特に統合されてから
香住に集中し、行くだけでも時間かかるし、
ホントにいろんな決まり事も多くて、
とにかく仕事に時間もかかるし、大変な
お仕事されているのが去年からよくわかって、
「時間がない」ということもあって、
行政と市民の間に大きな「差」がある、
ということもよくわかった。

うちの町はまだ小さいからそれでも
顔の見える範囲に近いけど。
やっぱり数字で判断することもあるのかな。

それにしても「コーディネーター」にしても
「地域おこし協力隊」にしてもどれだけ
その地域のことが「わかった」ことに
なるのかはいまだに不明。
いまだに「地域に暮らす人」になれていない
そんな気もするから。

今回の会議で他の委員さんが話される
ことと違って、自分の極私的なことを
私は話した。Iターンとしてギリギリ
「若者」と呼べる立場として唯一だし、
自分の生活を話すことは、他の委員の人にも
参考にしてもらえたら、とも思ったから。
極端な例だと思うけど・・・

そしてもう一つわかったことは、
IUJターンが盛んな地域に共通なのは
行政だけでなく地元のNPOなどの
受け入れ団体の多様さにあるとことだ。
(と思う)
実際、私たち香美町の地域おこし協力隊も
困ったことがあっても相談できるのは
役場しかなくて、でも役場の立場として
応えてもらえることもホントに少なくて、
それもわかるんだけど、やっぱり辛い。
そんな団体がいくつかあれば、私たちも
もっとやりやすい。
◀行政<>NPOなど<>市民▶
行政と市民の間に「つなぐ」場所が必要。

まぁ、なにわともあれ、いろんな
勉強をさせてもらう機会ができて、
しっかりがんばらなくちゃ!!

県民であり、町民であり、
国民であり、地球人でもあるワタシ。
「自分だけがよければいい」には反対。

2 件のコメント:

  1. 止めとき!住民と行政の、橋渡しなんか・・・
    貴女の仕事は、住民と住民の橋渡しをする事ですよ

    それも、50年間以上続けられるなら、関わっても良いけど、お茶を濁すくらいなら、地方は大迷惑!

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    1. 村上さま
      大変厳しいお言葉、身に沁みます。
      たしかに甘い考えではあると自分でも思っています。ですが、今はすべてが勉強ですし、今行政に雇われている身分としても「行政は関係ない」ということはできないです。
      ここの地域の方が「迷惑」だと思われるかどうかは、あと2年でこの仕事が終わり、さらにその後どこまで自分が個々の地域で頑張れるかはわかりませんが、出来るだけのことは続けた後で、やっぱり地域のみなさんが「迷惑だった」と言われるのであれば、受け入れます。
      それまでは自分なりに迷いもし立ち止りもしながら、私自身香美町民として、長須集落の一人として進んでいきます。
      私は今の仕事も今の活動も、最終的には自分のためにどういう「暮らし」ができるのかを真剣に実践しながら考えています。

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