2013/08/13

阿波手漉き紙研修・その1

いよいよ==はじまりました!
8月13日から18日まで、5泊6日
徳島の「阿波手漉き紙研修」!!

長須に来てしばらくの頃、
紙漉についてアレコレネットサーフィン
していたら、発見!勢い余って
社長にお願いした研修。
何てったって「体験」ではなく
少し本格的な「研修」!!
もちろん、5泊6日で学べきれる訳じゃない
けど、かなり吸収できるだろうと、
すごく楽しみにしていた。
少し残念なのはまるまるお盆と重なって、
長須のイベントに参加できない事。

それはさておき、はじまりはじまり=

 お盆、ビックリするような渋滞にも巻き込まれず、
道にも迷わず、予定通り徳島「阿波和紙伝統産業会館」
http://www.awagami.or.jp/index.html
へ到着。
午後1時からはじめのオリエンテーションが始まった。
参加者は美大系の学生さんやインドネシアの
大学の先生、バンコク在住のNYプロダクトデザイナー、
高知のおじさんなど、8名ほど。
ちゃんと英語の通訳の方もいる。
第一印象、「しっとり」してる!?雰囲気。



 早速「楮こうぞ」に触れていきます。

 ちょっとヌルッとして昆布みたい。
これは蒸した後かな?一番外側の皮、
黒皮が取れて、青皮が見えてる。
阿波和紙で使うのは内側の白皮の部分。

 水に浸けて湿らせておく事で
皮を剥きやすくする。
剥いてる間に乾いてきたら、水にくぐらす。
まず、根本の方(幅の広い方)を10cmほど皮を剥く。
使っていたのは普通の余りきれないフルーツナイフ。
剥き始めはこそげ取るように、皮をある程度起こす。
そしてムギッとひっぺがす。
残った皮などは刃を皮と垂直にして、削り取る。

 ヒザに布や毛布を乗せておくと良い。
次ぎに枝の先に向かって同じように、
こそぐ様に皮をお越し、ムギ〜〜〜〜っと
青皮を引っ張り剥がす。
これがなかなか、気持ちよく行かない。
途中で切れてしまったり・・・
でも何となくコツを掴むと、ベラ===っと
先まで剥がれて、すっごく気持ちいい☆

葉っぱが生えてた所に、節ができて
硬い塊になっているけれど、そこも
グイッと大きめに切り取ってしまう。
後で「ちり取り」と言う作業で、
今取り切れなかった「ゴミ」を取れるけれど、
できればこの皮むき作業の間に、ゴミを
取っておきたい、とのことだ。


 みんな真剣。
 インドネシアから来たムクシィンさん、
早くてキレイ☆器用だなぁ〜

 ワタシも遅ればせながら、ちょっとコツも掴み、
ベランっと剥がせる様になってきた!

 一束分、皮を剥ぐと、水できれいに洗って
お鍋にポン!



明日は「煮熟しゃじゅく」。
ソーダ灰でセルロースにする。

2 件のコメント:

  1. 暑いけど、研修がんばってね!

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    1. ありがとうございます!
      二日目終了、なかなかハードです〜!
      ですが、とてもとても刺激が多く、楽しく吸収しています!

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